2020年のドラマ。
ブラームスは好きですか？｜あらすじ概要
ヴァイオリンが大好きだけど才能のないヒロインが有名ピアニストのカレと出会い、音楽家としての将来の不安、恋と友情に悩み、傷ついたり癒されたりしながら、惹かれあうストーリー
ブラームスは好きですか？｜評価・レビュー
総合評価 ：
明るいラブコメじゃないし、主人公2人が控えめな性格だったり、ちょっとジメジメしたところもあるんだけど、流れるクラシック音楽も優しく優雅で、見終わるとほっこりと心和ましてくれました。
主人公2人が控えめでピュアでかわいいから応援したくなるし、じれったいとも言えるけど、心あらわれピュアな気持ちにしてくれます。
穏やかなストーリで、昔の縁とか記憶喪失とか復讐とか事件などはありません(笑)
実力・才能に左右される音楽家という設定だけど、”才能が開花して認めれる”というハッピーエンドではなくて、音楽の世界の厳しさや、人間関係のしがらみがありつつも、幸せを見つけていくドラマです。
ストーリー：
音楽家としての将来の不安、親友の好きな人に想いを寄せているという共通の葛藤を抱えた主人公2人。
そんな2人が出会って信頼し惹かれ合うんだけど、そこはもちろんドラマだから すんなりとはいかなくて、音楽家としての悩みや将来の不安、恋と友情の悩みなどを乗り越えながら、お互いがかけがえのない大切な存在になっていく2人。
主人公のカレはピアニスト、ヒロインはバイオリン奏者、寡黙で爽やかな雰囲気の2人にラブコメ感はなくて、周りの人たちもコメディ感のある登場人物はいないですが、悪人もいないので安心してください。性格の悪い人はいたかな。
というわけで、少々暗めなんですが、クラシックが流れる落ち着いた雰囲気だとも言えます。
キャスト：
カレ役のキム・ミンジェさん、すごくイケメンってわけではないんですけど、ちょっと哀愁感があって、繊細で、ピアノを弾いている姿がカッコイイ。
ヒロインのパク・ウンビンさんもまっすぐで透明感があり、すごくかわいかった～。
キム・ミンジェさんはコッパダン、パク・ウンビンさんは法廷プリンス-イ判サ判-を視聴してますが、あらためて素敵な俳優さんなので、他のドラマも追っかけて観たくなりますね！
こうして韓国ドラマのラブコメにハマるんですね～
ブラームスは好きですか？｜感想
それぞれの親友の恋人・想い人を好きになって、恋と友情の間で切ない想いをしていたカレとヒロインが、出会って少しずつ距離が近づいていくんですが、”少しづつ惹かれていく”っていうところを丁寧で優しく見せてくれるてそれが心地よかったす。
ヒロインは控えめでいい人だから都合よく使われたりして、嫌な事を言われても言い返さずに我慢するタイプ、主人公のカレも、黙して語らずなところがあって、「ん～、じれったい！」と思わなくもない(笑)
だけどそんな2人だからお互いの優しさや気配りに気付き信頼しあえる2人になっていくのがわかるし、なにしろ付き合い始めても敬語で会話してるのが好感度UP?
なにより、ストーリーはハラハラドキドキする展開はないけれど、ドラマに流れるクラシックやBGMで切なくなったりジーンとなったり…、良いドラマでした◎
こんな人におすすめ
- パク・ウンビンさんのファン
- キム・ミンジェさんのファン
- しっとりとしたラブストーリーが好き
- ハッピーエンドがいい！
みんなの感想は？
- ヒロインのファッションが素敵！
- キム・ミンジェさんの声がいい！
- パク・ウンビンさん、いつもかわいかった～！
- そうなの、キム・ミンジェさんの声とセリフの間がたまらなくいいの！
ブラームスは好きですか？｜キャスト・相関図
| 役名 | 説明 | 俳優名 |
| チェ・ソンア | 3浪の末 音楽学部に入学したがヴァイオリンの実力は最下位 | パク・ウンビン |
| パク・ジュニョン | 国際的に活躍するピアニストだが父親のお金の無心に悩まされている | キム・ミンジェ |
| イ・ジョンギョン | 財団の理事長の孫。中学生で帰国した時ジュニョンやヒョノと出会う | パク・ジヒョン |
| ユン・ドンユン | 元ヴァイオリニスト。ソンアの音楽学部入学に理解し協力。 | イ・ユジン |
| ハン・ヒョノ | ジュニョンの親友で、ジョンギョンの恋人 | キム・ソンチョル |
分かりやすいように名前を色分けしています。
ブラームスは好きですか？｜あらすじ
ソンアは大学の経営学部を卒業したが、ヴァイオリンへの夢を諦めきれず3浪までして同じ大学の音楽学部に入学。その時、唯一応援してくれ、ヴァイオリンのレッスンをしてくれたのが友人のドンユンで、ソンアはそんなドンユンを想っていたが、ドンユンは親友のミンソンが好きな人だから、想いは心に秘めていた。
ヴァイオリンが好きで4年間打ち込んできたソンアだけど、ヴァイオリニストとしての実力はなく、進路に悩み、迷いつつもとりあえずはキョンフ文化財団でインターンをしてみることに。
ピアニストのジュニョンは幼い頃からピアノをはじめ、家庭の事情で一度は音楽の道を諦めかけたが、ジョンギョンの祖母が運営するキョンフ文化財団の支援を受け世界的なピアニストとして活躍していた。
ジュニョンは父親の借金やキョンフ文化財団のために義務感でピアノを弾くようになって、1年間の休暇をとり韓国に戻ってきた。同じくして、ジュニョンの親友のヒョノとヒョノの恋人のジョンギョンも帰国した。
ジュニョンも親友ヒョノの彼女のジョンギョンにひそかに想いを寄せていた。
ソンアはキョンフ文化財団でインターンとして働きはじめ、ヴァイオリンの練習をするため休憩時間にリハーサル室に行くと、ジュニョンがピアノ演奏中で、思わずみとれてしまう。
そうしてソンアとジュニョンはキョンフ文化財団で出会い親しくなります。
ソンアのインターンが終わり後期の授業が始まり、ジュニョンもコンクールのために休学していたが復学し、大学でも一緒に過ごすようにな2人。
少しづつジュニョンに惹かれていくソンア、ソンアの人柄にふれ惹かれていくジュギョン。
だけどソンアにもジュニョンにもジョンギョンが気にかかる存在で…。
というストーリーが展開していきます。
ブラームスは好きですか？｜最終回・結末は？
じれったい、思い込みのすれ違いなど色々あります、なかなかじれったいの！
だけど、ラストではキラキラした幸せな笑顔の2人がみれてよかった～！おすすめです。
印象に残ったセリフ
主人公のカレのよき理解者でもあり、ヒロインがインターンで働いた時の上司でもある女性が、いい人なんです。その人の心に残ったセリフを自分自身の記録として書き残しておきます。
例えば、間違ったことをしてしまった人に対して
「自分でもわかってるだろうから非難はしない。」
「誰でも過ちは犯すわ。問題は過ちから学ばない人よ。」
と。間違ったことに対して、終わったことに対して、アレコレ言わないのが大人な対応でいい！見習いたいと思いましたね。
後は”クレッシェンド”のくだり。ヒロインがつらい時期な時にかけた言葉。
「クレッシェンドはだんだん強くという意味で逆に考えると今が一番弱いってこと 」
「それでこそだんだん強くなれるの。一番弱くなってる時がクレッシェンドの始まりよ」