2020年のドラマ、小説が原作。“冬”から“春”に じんわり暖かさが広がります。
天気がよければ会いにゆきます｜あらすじ概要
都会の生活に疲れたヒロインが高校時代を過ごした田舎町に帰省し、高校時代の辛い過去を思い出してしまうも、カレの優しさに癒され惹かれていくストーリー
天気がよければ会いにゆきます｜評価・レビュー
総合評価 ：
ドラマ写真からも、キラキラした明るいラブコメ・恋愛のキュンとする話じゃないとはわかっていたのですが、主役2人が魅力的なので2人に気持ちを満たしてもらいたくて見始めました。
主役2人にハプニングや事件が起こるわけでもなく、日常のストーリーがゆっくり進み、ちょっと暗めな雰囲気だと思いつつ、主人公のカレ(=ソ・ガンジュンさん)が魅力的なので見進めているうちに、気付いたら心を持っていかれていたという。
心が“冬”から“春”になる、じんわりと暖かさが広がるドラマ、おすすめです。
ストーリー：
ヒロインが高校時代に住んでいた母方の祖母の家に帰省し、そこで同級生のカレと再会し、カレの優しさに癒されていきます。
田舎で書店を経営するカレと、都会に疲れて帰ってきたヒロインの話で、ゆったりと時間が流れるような田舎の町で、主人公の2人に何が起きるのかなぁと待ち構えていたんですが、特に大事件やハプニングは起きないんですよ。
ヒロインが高校生の時にこの田舎町に引っ越してきたのには、ある事情があって、その事情が明らかになっていきます。さらにその内容はけっこう重いです。
主人公2人それぞれに家族のことで傷ついた過去の出来事があり、それが徐々に明らかになりつつ、過去を乗り越える…というか受け入れて癒されて、惹かれ合っていくというストーリー。
キャスト：
主役のパク・ミニョンさん、ソ・ガンジュンさんが2人共魅力的なのはもちろんなんですが、
イ・ジェウクさん、キム・ヨンデさんなど、最近視聴したドラマ(「偶然見つけたハル」や「流れ星」)で印象に残っていて、魅力が増して感じ、テンションがあがってました(笑)
ちょっと引っかかったのは、パク・ミニョンさんとソ・ガンジュンさん(イ・ジェウクさん、キム・ヨンデさんも)が同級生というところ…、違和感があるというか…?
とはいえ、同級生だと女子の方が年齢(精神年齢？)が年上な感じ、男子の方が子供っぽく感じるもかもね…、とリアルでも納得できないこともないかなと、納得してみたり。
天気がよければ会いにゆきます｜感想
過去(高校時代)のいじめ・DV・事件の話が重いし、主人公2人は心に傷を抱えてるし、カレは寡黙、季節は冬、という暗い雰囲気のドラマなんだけど、ちゃんと明るくしてくれるキャラもいるから大丈夫(ほんまに！？）
周りのみんなも いい人たちが多いから、暗いドラマでも嫌な気分にならないし、重い内容の話も過去の出来事だからツラくなりにくいのかも。
そしてなにより、ソ・ガンジュンさん演じるカレがすっごく魅力的で癒されました。
カレの初恋の相手はヒロインで、ヒロインとだんだん距離が近づいてすごく嬉しいんだけど、トラウマを心に抱えているからヒロインを素直に受け入れられないし、感情を出さないから、すごくクールに見えるんですよ。
でも実際にはドキドキしてるし、どうすればいいかと迷いながらヒロインに接しているのが ”カレの語り”(=エピローグ風にカレが非公開ブログとして書いている日記を読んでくれるんです）でわかるんでが、それがとてもかわいいんです！
温かい、優しい、寡黙、ときにかわいい。もっと良さを書きつづりたいけど、ドラマを見てウンソプ(=ソ・ガンジュンさん)の魅力にハマってください(笑)
キム・ヨンデさんが登場し、三角関係？とテンションが上がりましたが(笑)、期待したような三角関係にもならず、登場したのも確か２話？(最後の方のも登場してくれましたが)で、ちょっと残念でした。
でもこのドラマは、期待する『三角関係+ラブコメ』とは雰囲気が違うもの、うん、そうだよね。と自分に言い聞かせておきました。
キラキラ、三角関係、キュンキュンという王道ラブコメはないですが、ほっこり温かな気持ちにさせてくれるドラマです。
こんな人におすすめ
- パク・ミニョンさんのファン
- ソ・ガンジュンさんのファン
- イケメン・ツンデレ(クールでキュート)が好き
- みんな幸せ、ハッピーエンド！
みんなの感想は？
- ゆったりと心が温まる系のドラマ
- 最後の非公開ブログがいい
- 主人公のカレ(ソ・ガンジュンさん)が穏やかで温かくてすごく素敵！
- 主人公のカレが綴る非公開ブログで本音を語っているのがすごくかわいいの！
天気がよければ会いにゆきます｜キャスト・相関図
| 役名 | 説明 | 俳優名 |
| モク・へウォン | チェロ講師を辞め田舎町に帰省 | パク・ミニョン |
| イム・ウンソプ | 田舎町でグッドナイト書房を経営 | ソ・ガンジュン |
分かりやすいように名前を色分けしています。
天気がよければ会いにゆきます｜あらすじ
都会の生活に嫌気がさし、仕事をやめたへウォンが田舎町にある母の実家に帰省するというところから物語がはじまります。
ペンションだった実家にはへウォンの叔母が独りで住んでいて、へウォンはペンションを手伝いながらひと冬を過ごそうと考えていた（でも叔母はペンションを廃業してしまってるんですけどね）
実家の近所にあった古民家には”グッドナイト書房”という看板がかかっていて、高校時代の同級生のウンソプが経営していました。
※ウンソプの初恋相手はへウォンで、へウォンが帰省するのがうれしいんです。
そして、へウォンがグッドナイト書房でアルバイトをすることになったり、ウンソプに誘われて同窓会に出席したり、水道管が破損して叔母と住んでいるペンションに住めなくなって、しばらくウンソプとグッドナイト書房に同居することになったり・・・。
そうしてへウォンとウンソプの距離が少しずつ近づいていくストーリーと、2人の高校時代のエピソードや家族と過去の出来事が次第に明らかになっていく…というストーリーが展開していきます。
天気がよければ会いにゆきます｜最終回・結末は？
重い事件の内容が明らかになって、暗い雰囲気のストーリーですが、主人公2人もハッピーエンド、みんなも前向きな気持ちで終わり、ハッピーエンド、おすすめできます。