2019年のドラマ。
カンテク~運命の愛~|あらすじ概要
王と王妃の結婚の行事で2人は襲撃され王妃が亡くなったため次の王妃を選ぶ揀択(カンテク)を行うことに。ヒロインは家族の死の真相を知るため王に近付こうとカンテクに参加。王妃の座を巡って様々な人の思惑がや陰謀が…。
実は王とヒロインは子供の頃に出会っていて深い縁で結ばれていた?という運命の再会も絡む恋愛ストーリー
カンテク~運命の愛~|評価・レビュー
総合評価 :
ラブコメというより ”運命の愛”の時代劇ストーリー。
原題のサブタイトルが~女人たちの戦争~で、日本では~運命の愛~、今回ばかりは日本の~運命の愛~の方がしっくり来たかも。
女人たちの戦争とくれば王妃になるためのドロドロしたの女同士の争いか、と身がまえるけど、このドラマでは思ったほど陰湿、熾烈なドロドロした争いじゃなかったです。(あ~よかった)
確かにライバルをを蹴落とそうとしたり、イジワルするけど、一方で友情も芽生えたりもする。
どちらかというと、その女性の背後にいる一族が権力を握るために争ってます。
時代劇なのでそれなりに暗めな部分もありますが、ヒロインの友人(兄のような存在)や、王の側近がコミカルでドラマの雰囲気を明るくしてくれてます。
ちょいちょい、雰囲気(音楽・ストーリー・役者さん)が”太陽を抱く月”や同じチン・セヨンさんヒロインの”不滅の恋人”と重りました。
ストーリー:
王と王妃の結婚の行事で2人が襲撃される場面からドラマは始まります。
最初からドーンと事件が起きて、王妃と王は亡くなるから「え?主人公2人亡くなっちゃうの?そこから 過去の出来事としてドラマが展開されるのかしら?それなら最終的には主人公2人は死ぬっていうこと?どうなるの~?」と、まんまと1話目からストーリーに引き込まれました。
もう、ここから先は「そういうことか!」っていうネタバラシしながら話がはじまるんです。
てむのように何も知らないで見た方が楽しめると思う。
時代劇だから複雑なストーリーかもと思っていたけどわかりやすかった。(ネタバレなしで書くのは私には無理です~)
昔に縁があって再会という”運命の赤い糸”のような主人公2人、さらに優しいイケメン2番手のカレはヒロインとは偶然の出会いを何回もして徐々にヒロインに想いを募らせるという三角関係もありますよ~。
キャスト:
強くて美しいヒロイン役がチン・セヨンさんにぴったり。その反面、ちょっとしっくりこなかった王役のキム・ミンギュさん…(すみません💦)
なんだろう、頼りないのか、王としての威厳が感じられないのか、役者としてのオーラなのか?
ストーリー的にはヒロインを一途に想っててすっごく”キュン”させてくれるはずなのに…!
主役よりもパフューム~恋のリミットは12時間 やこの恋は初めてだからでの2番手カレ役の方がピッタリな気がするんですけどね。
(やっぱり一番しっくりこないのはキスシーンなせいなのかも)
ト・サンウさん、ヒロインに想いを寄せる2番手カレ役として、印象に残りました。
思い浮かんで重なったのは ノクドゥ伝~花に降る月明り~の2番手カレ。
”いつも優しい2番手カレ”のカン・テオさんが、ゾクッとするほど悪い奴!っていう時もあるんだけど、どこまでもヒロインに一途で、切なくてその表情のギャップがまたいい!
と言ってます。
根は優しい、権力なんかに関心はないけど、力が手に入る立場にもいる。権力を手に入れればヒロインの心が自分に来るかもしれない。という一途な想いと、群がるねじれた人たちによってくすぶる野心が曲がって大きくなってしまった。というストーリーですよね。
ヒロインを純粋に一途に想うあまりに、っていうところがキュンとさせてくれるのでしょう。
カンテク~運命の愛~|感想
ヒロインのチン・セヨンさん、今風のお顔立ちに思えるんだけど、時代劇も似合ってます、演技力ですね。
と思っていたら “時代劇クイーン”と呼ばれているそうです、知らなかった!
チン・セヨンさんがこのドラマで”独り勝ち”していて、この人のドラマにハズレなしなんじゃないの?という思いがこみあげた。
評判のいいドラマ「オクニョ」を見たい!「オクニョ~ 運命の女(ヒト)~」って、ラブコメじゃないのはわかってるけどヒロインのサクセスストーリーだろうから 安心して見れそうだし。
だけど、1話約1時間で51話という大作、長期休みにがっつりイッキ見したいなぁ。
ところでドラマの感想はというと、
”王が予知夢を見てヒロインの窮地を救う”んだけど、なぜ急に予知夢?っていうところとか、まぁちょいちょいツッコミどころがありました。
そして、最終回が「えっ?これで終わりなの?」とか。
解決しなくちゃいけない問題があるはずなのに、そんなことはもうどうでもいいとばかりに丸く収めてしまった感が(笑)
いやいや、規律や慣例がある王宮なのにそれでいいの?
いやいや、深く考えずに!2人はハッピーエンドだから◎としましょう。
こんな人におすすめ
- チン・セヨンさんのファン
- キム・ミンギュさんのファン
- ドロドロしすぎない時代劇が好き
- とにかく幸せ、ハッピーエンド!
みんなの感想は?
- ファンタジーが入っててよかった!
- ワル(イ・シオンさん)の存在がドラマを面白くしているな。
- キスシーンにキュンとしない?
- ”予知夢”でヒロインを助けることができるんだけど、都合よすぎな気がした(笑)
- イ・シオンさんよく見る俳優さんで存在感もあるし、楽しい!
- てむも主人公2人のラブシーンにキュンとできなかったのが残念!
カンテク~運命の愛~|キャスト・相関図
役名 | 説明 | 俳優名 |
カン・ウンボ | 街で評判の情報屋。子供のころの記憶がない | チン・セヨン |
イ・ギョン | 朝鮮国王 | キム・ミンギュ |
イ・ジェファ | 王とは又従兄弟(マタイトコ) | ト・サンウ |
分かりやすいように名前を色分けしています。
カンテク~運命の愛~|あらすじ
親迎の行列※の最中、突然現れた何者かに 王イ・ギョンと王妃が銃で撃たれて亡くなってしまう、という場面から話が始まります。
※親迎の行列とは王が王妃(新婦)が住む場所に行って、王宮に連れ帰る儀式の行列
巫女でもあり、街ではワルと共に有能な情報屋としての一面も持つウンボは自分の情報がこの事件に関わっているのではと責任を感じ犯人の手がかりを掴もうとします。
ウンボは巫女として王と王妃の遺体を見守る当番になり、王の遺体に何か手がかりがないか探ろうとします。その時死んだはずの王が突然生き返り、驚きのあまりその場から逃げ出してしまうウンボ。
この事件(王と王妃が銃で撃たれて亡くなる)で責任を問われて処罰されてしまうのが実はウンボの父親なんです。
というのも、ウンボは子供の頃、事故で記憶を無くし行方不明にっていたんですが、この事件をきっかけにウンボの父親の友人に発見され、それをきっかけに幼い頃の記憶を取り戻します。
そんな中、新しい王妃を迎えるために王妃選びの”カンテク”がはじまります。
ウンボは自分の正体を隠し、父を死に追いやった王に近付くため、襲撃事件の黒幕を暴くため、”カンテク”に参加することに。
王イ・ギョンとウンボは実は子供の頃に出会っていたんです(お互い初恋の相手?)
そうして王宮の様々な策略に巻きこまれながら…というストーリーが展開していきます。
カンテク~運命の愛~|最終回・結末は?
王宮の陰謀事件があるし、三角関係の2番手カレは 残念な感じなので「みんな」がハッピーエンドではないですが、2人はハッピーエンド。
ということで、おすすめできます。