2018年のドラマ。邦題+サブタイトル『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』
原作はムン・ユソク氏の小説で、脚本も担当。ムン・ユソク氏は現職の判事だそうです。
ハンムラビ法廷|あらすじ概要
イケメンエリート判事と人情派判事のヒロイン(初恋相手)が衝突しながら成長するストーリー
ハンムラビ法廷|評価・レビュー
総合評価 :
ラブコメじゃないです~!
~初恋はツンデレ判事!?~というサブタイトルにつられてラブコメかと思って見はじめたら違いました、だけど真面目に面白いし、感動しました。
若い判事2人と上司の部長判事、個性ある3人の判事が最初は衝突しながら、互いに影響しあいながら成長していきます。
裁判を通してどこにでもいそうな人たちの人間ドラマを切り取っていて、思っていたよりも深く、重いシーンもあるのですが、全体的に暗いドラマではなくユーモアもあるし感動もあって、いいドラマでした。
ストーリー:
〜初恋はツンデレ判事!?〜という邦題のサブタイトル、確かにツンデレ判事ですけど、タイトルから想像するようなラブコメではなく(てむの勝手な憶測でした)、考え方が違う2人が衝突し悩みながら成長して惹かれあっていくドラマです。
法廷ドラマといっても”事件・犯人・サスペンス”などはなくて、民事担当で、”離婚・相続・セクハラ”の裁判の話です。だけど、後半には刑事部の案件もまわってきて、裁判の内容が少し重くなります。
ラブストーリーは少な目でキスシーンも確か1回で軽め、三角関係もほぼないに等しい。
キュンキュンを期待すると物足りないですが、ドラマのストーリーが面白かったので◎
キャスト:
キム・ミョンス(エル)さんは他人に無関心なエリートでクールな判事が魅力的、ヒロインにさげなく優しくツンデレなところもいいし、なにより、カレが見せる笑顔の破壊力!!です。
ハンムラビ法廷|感想
「ハンムラビ法廷」というタイトルが、”目には目を歯には歯を”の あのハンムラビ?復讐ドラマ?重い内容?と心配になってしまいますよね。
そう思われないように”~初恋はツンデレ判事!?~”とえらく軽いサブタイトルを付けたのでしょうか(笑)
それにつられてラブコメだと思ってしまったてむ…。思っていた内容とは違っていたってまじめで社会派なドラマですが、面白いし、1エピソードも1~3話で解決するので、区切りよくドラマを見れます。
判事ってAIのように証拠と判例から判決文を書く、常に冷静でマニュアル通りなイメージだけど(これもてむの勝手な憶測ね)、このドラマでは色々な視点を探しながら迷いながら合議を重ねて、考えたら当たり前のことなんだけど、人間味あふれる判事さんたちが魅力的でした。
ヒロインが理不尽なことを正そうとして熱くなり暴走気味なのが、最初はハラハラ&イライラですが、そんなヒロインの熱を冷まし冷静に対応し守ろうとちょっぴり熱くなってしまうカレが頼もしくてかっこよくて…。
主人公2人よりもサブカップルのほうのラブストーリーが多めですが、サブカップルの2人がよかったので◎。
正義感の強いヒロインが失敗を受け止めて乗り越え、周りも変わっていくストーリーに心を打たれます、最終回よかった!
こんな人におすすめ
- キム・ミョンス(エル)さんのファン
- コ・アラ(Ara)さんのファン
- イケメン・ツンデレ(クールでキュート)が好き
- 幸せ、ハッピーエンド!
みんなの感想は?
- ハン部長に持っていかれ大号泣!
- 原作は小説”ミスハンムラビ”で作家は現職の判事
- 「法廷で最も強い者も危険な者も我々判事は裁判官」というセリフに心打たれました!
- 現職判事だからこんなにリアルなストーリーなんですね、素晴らしいです。
ハンムラビ法廷|キャスト・相関図
役名 | 説明 | 俳優名 |
パク・チャオルム | 熱血・新任判事 | コ・アラ(Ara) |
イム・バルン | エリート判事、初恋はチャオルム | キム・ミョンス(エル) |
ミン・ヨンジュン | チャオルムの幼なじみで財閥の御曹司 | イ・テソン |
分かりやすいように名前を色分けしています。
ハンムラビ法廷|あらすじ
クールでイケメンのエリート判事バルンは、ある日、出勤途中の電車内でチカンを撃退する女性と出会うが、その女性こそ12年以上忘れられない初恋相手のチャオルムだった。
高校生の時に出会った時とは全く違う印象のチャオルム、さらに同じ裁判所の新任判事だと聞き驚くバルン。
バルンは人に関心がなく原理原則を優先する個人主義、研修院では主席だったエリート判事。
一方、チャオルムは正義感が強く理想主義で、親身になって人の話をとことん聞く人情派。
そんな考え方も違う2人が左陪席、右陪席として、部長判事ハン判事の元で働くことになる。
判事として頑張ろうと張り切るチャオルム。
熱意のあまり被告人に直接電話してしまったり、裁判に敗訴したおばあさんに親身になってあげたり、実務官の仕事を増やしてしまったり…、熱意が空回りして周りに迷惑をかけてしまう。
そんなチャオルムの働きすぎを心配したバルンは「健康管理も仕事のうちだ」とチャオルムを注意し、さりげなく仕事を手伝いチャオルムを助ける。そんなバルンの優しさを後になって知るチャオルム。
2人は意見をぶつけ合いながらも、成長し理解し合っていきます。
そんなある日、チャオルムが主任判事の裁判で、有罪判決になった被告が無実を訴え自殺未遂をし、さらに被告人の妻も自殺未遂をしたというニュースが流れる。
自分の判断が正しかったのか、最善を尽くしたのかと自分を責め判事の重責に悩み自信を失っていくチャオルム。TVやネットではチャオルムの責任を問う報道も流れる。
チャオルムを励ますバルンもチャオルム批判には財閥の力があると感じ冷静ではいられない。上司の部長判事もまた自信をなくしつつあるチャオルムに上司として申し訳なく思っていた。
大きな挫折を味わったチャオルムはとうとう判事を辞める決意をし…、というストーリーが展開していきます。
ハンムラビ法廷|最終回・結末は?
キラキラしてる主役2人のラブコメはないけど、ストーリーが面白いし、いい終わり方、ハッピーエンドです、おすすめします。